デスクワーカー要注意!ギックリ腰の予防と対処法
こんにちは!!たかの総合整骨院の高村です。
今回のテーマは、誰もが必ず悩む腰の痛みの中でも厄介なギックリ腰に注目していきたい
と思います。
♢ギックリ腰とは何??
ギックリ腰とは、腰の捻挫や肉離れの事です。
原因は運動不足などで弱っている腰に、長時間のデスクワークなどが原因で
腰に負担がかかちすぎていまうことで起こります。
10代や20代の若い人であっても、PCの前に座りっぱなしでいると、
腰に負担がかかりすぎてギックリ腰になるんです。
ギックリ腰の発症するキッカケは日常生活のふとした動作。
くしゃみをした時、体をひねった時、物を拾おうとした時、弱っていた腰に瞬間的に大きな負担がかかると、
ダムが一気に決壊したかのように、腰に痛みが走るようになるんです。
そんな怖いギックリ腰の一番の対策は、そもそもギックリ腰を発症しないように
予防することです。
♢ギックリ腰は腰椎に負担がかかりすぎる事で発生する
ギックリ腰は腰の部分の捻挫です。
実は腰椎は、私たち人間の体の中で最も負担の大きな場所なんです。
腰への負担の積み重ねに耐えきれなくなる事でギックリ腰になります。
その原因は日常生活動作の一つだったりします。
『顔を洗おうとしゃがんだ時』『家具を動かそうとして腰に力を入れた時』
『靴下を履こうとしたとき』『くしゃみをした時』など様々な動作によって
起こりうることなのです。
では、どうしたらギックリ腰を防げるのでしょうか?
♢ギックリ腰になりやすい傾向の人
①同じ姿勢で長時間いることが多い人
・運動不足であまり体を動かさない
・車の運転が多い
・寒い所に長時間いる事が多い など
②腰に負担がかかる習慣がある人
・体重が重い
・ハイヒールを履く事が多い
・いつも同じ肩にカバンをかける
・足を組む癖がある
③腰に負担をかける動作が多い人
・重い荷物を運ぶ
・腰を曲げたり捻ったりする事が多い
♢ギックリ腰の予防ポイント!『腰の疲れを溜めない』『膝を使う』
①腰に疲れを溜めない
・こまめにストレッチする
⇒腰の筋肉が凝って固まると、疲れが溜まりやすくなる。
・ストレスを溜め込まない
⇒精神的疲れやストレスが溜まると筋肉が凝って固まります。
②膝を使って腰の負担を減らす
腰を使わないといけないシチュエーションでも、膝をうまく使って
腰に負担をかけないようにしましょう!
・床に落ちた物を拾う時は、腰を折り曲げずに膝を曲げて屈み、
上半身を伸ばしたままにしておく。
・重いものを持ち上げる時は、胸を張った状態で、膝の曲げ伸ばしを使って持ち上げる。
♢ギックリ腰の応急処置
①激痛で動けない時は『安静』と『アイシング』
・ギックリ腰になってすぐの時は、炎症を抑える事が第一です。
むやみに動かさず、安静にして、しっかり休みましょう。
腰の捻挫なので必ず炎症が起こりますので、アイシングをしましょ!
必ず氷で10分〜20分冷やしましょう。
②痛みが和らいできたら、日常生活程度に腰を動かし、温める
・炎症がおさまったら、体を徐々に動かしていきましょう。
腰を休めすぎると、筋肉が固まってしまい、かえって治りが悪くなります。
♢ギックリ腰と間違えやすい病気
医療機関で診察してもらった際に判明する病気なので覚えておきましょう!
あまりにも腰痛が続く場合には、いを受診される事をお勧めします。
①腰部椎間板ヘルニア
➡腰部椎間板ヘルニアは、重たいものを持ち上げた時などに、
椎間板が飛び出してしまった状態になる事です。
飛び出した椎間板が神経を刺激してしまうため、痛みがとても強いのが特徴です。
②腰部の骨折
➡腰椎を骨折をしている時、激しい痛みがあります。
高齢者や骨粗鬆症などで骨が弱くなっている人は、重いものを持ったり、
くしゃみや咳などの些細な動作でも腰椎を骨折することがあります。
③内科系の病気
➡ギックリ腰と間違えやすい病気のほとんどは、「椎間板ヘルニア」と「腰椎骨折」
なのですが、ごく稀に「尿管結石」や「子宮筋腫」などの病気である可能性があります。
いかがでしたか?
腰の疲れは知らぬ間に蓄積されていきます。
痛みを感じた時には手遅れになり、ギックリ腰になる恐れがあります。
腰への負担の少ない日常生活を心がけ、あまりにも痛みの続く時は検査をされる事を
お勧めします。
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