痛みとはどういうものか?
こんにちは!!吉祥寺で交通事故治療、骨盤調節、産後矯正をやっています、たかの総合整骨院の松井です。
今回は、「痛み」というテーマを取り上げていきたいと思います。
身体に起こる痛みは、常に嫌なイメージがまとわりつきます。
そして、もっと悪くなるのではないかとか本当に治るのかと不安になるのは必然です。
痛みによる苦痛は本当に耐えがたい形で、私たちの気持ちを落とし、塞ぎ込んでしまう様に捉えてしまう所があります。
しかし、最近、吉野源三郎先生著作の「君たちはどういきるか」の著書の文章の中で、
「痛みとは」と考えさせられる文がありました。
「からだに痛みを感じたり、苦しくなったりするのは、故障ができたからだけど、
逆に、僕たちがそれに気づくのは、苦痛のおかげなのだ。苦痛を感じ、それによって
からだの故障を知るということは、からだが正常な状態にいないということを、苦痛が
僕たちに知らせてくれるということだ。もし、からだに故障ができているのに、なんにも
苦痛がないとしたら、僕たちはそのことに気づかないで、場合によっては、命をも失って
しまうかもしれない。」
この文章との出会い、「痛み」とは私たちにとって大切なものであることを思い知らされた気がしました。
痛み自体が、体の異変を知らせる物・シグナルであること。
そして、私たちの体を無理をさせないように、また休養をとり体がを休めたり、薬を飲み鎮静させたり、治すための意識を持っていくことが自然と生じるのだと思います。
痛みの捉え方を少しでも「治すために」と気持ちを上向きな意識に変えられたならば、苦痛に感じている物も和らぎ、どうすべきかという考えが生まれ、気持ちが楽になるかもしれません。そうすることで、「病は気から」とあるように、自然治癒力がアップし、治す方向に意識が向くのではないかと思います。
痛みについては様々な考えがありますので、答えはございませんが、痛みに対する意識という点で私自身感じたことをあげさせて頂きました。
師走となり、寒さと忙しさが一段と増す月となりました。
頚・肩・腰といったお体の痛みのお悩みがございましたら、どうぞご相談ください。
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